弁天島岩脈(べんてんじまがんみゃく)

長崎県指定天然記念物 昭和36年11月24日指定

弁天島岩脈の写真

 里免899番地地先から約400メートル沖の弁天島にかけて高さ1~1.5メートル、幅1~5メートルの岩脈が断続的につづき干潮時は露出する。
 この岩脈は、黄褐色の砂岩のさけ目に黒色緻密の玄武岩が貫入したもので、その後海水の浸食により軟らかい砂岩が削られ、硬い玄武岩の岩脈が露出したものである。
 土地の人は、この岩脈を「黒瀬」と呼んでいる。

交通案内

福島港バス停よりバスで15分、里バス停で下車、右方海岸にこの岩脈が見える。農道づたいに歩いて約5分の距離にあり、干潮時には弁天島まで岩脈が露出する。福島港から約5.1キロメートル。

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更新日:2019年04月01日