元寇所縁(ゆかり)のネットワーク
元寇所縁のネットワークとは
鎌倉時代の日本は、二度の元(モンゴル)軍の襲来を受けました。これが、蒙古襲来(元寇)です。元軍は、二度目の元寇(弘安の役1281年)の際、松浦市鷹島において神風が元軍船を襲い、終焉を迎えることになったといわれています。
しかし、元軍が壊滅した理由はそれだけではありません。各地から集った私たちの地域の先人、鎌倉武士たちが、勇猛果敢に戦い、日本を守ってくれたからこそだといっても過言ではないのです。
2024年は、一度目の元寇(文永の役1274年)から750年の節目の年を迎えます。これを機会に元寇に所縁のある地域が連携して「元寇所縁のネットワーク」を構築しました。
ネットワークの活動を通して、蒙古襲来から国を守った先人たちの活躍を改めて掘り起こし、磨き上げ、現代版「蒙古襲来絵詞」のような物語を創造し、広く国内外にPRすることで、それぞれの地域の活性化に結び付けたいと考えています。

<元寇所縁のネットワーク ロゴマーク>
このロゴマークは、令和5(2023)年度に福岡市西区の地域主導事業において「元寇750周年記念事業実行委員会」が制作された元寇750年事業ロゴを提供いただき、元寇所縁のネットワーク名を加えて制定したものです。
松浦市における「元寇所縁のネットワーク」構築に向けた取り組み
令和4(2022)年11月頃~
元寇で活躍した鎌倉武士について調査
令和5(2023)年2月末~3月
元寇で活躍した鎌倉武士に所縁のある自治体へ趣意書を送付
令和5(2023)年4月~7月
元寇で活躍した鎌倉武士に所縁のある29自治体を友田吉泰市長が訪問し、趣意説明
令和5(2023)年6月~8月
ネットワークへの賛同意思確認(松浦市+23自治体が加入の意思表示)
令和5(2023)年9月29日
松浦市含むネットワーク加入24自治体によるキックオフミーティング開催
令和6(2024)年3月
1団体がさらに加入
7県、25市町・区が加入し、発足式を迎える
令和6(2024)年8月
3団体がさらに加入
8県、28市町・区のネットワークとなる
元寇所縁のネットワーク 発足式
次のとおり「元寇所縁のネットワーク 発足式」を開催しました
日時:令和6年4月22日(月曜日)
場所:さいとぴあ(福岡市西区)
次第:1)開会
2)会長挨拶
3)記念講演
「モンゴル襲来と鎌倉武士たち」九州大学名誉教授 佐伯弘次 先生
4)発足式、交流宣言
加入自治体紹介/意見交換/交流宣言/次回開催地/写真撮影
5)閉会(勝鬨三唱)
【元寇所縁のネットワーク発足式】
【元寇所縁のネットワーク閉会(勝鬨三唱)】
加盟自治体
■加盟自治体一覧(2024年8月末時点) (PDFファイル: 785.3KB)
関係自治体
■情報提供による連携含む関係自治体MAP(2024年8月末時点) (PDFファイル: 1.1MB)
事業内容(案)
1.「元寇所縁のネットワーク」発足式の開催(2024年4月22日)
2.文永の役750年冠事業の実施
3.元寇に関する史料の相互貸出及び企画展の開催
4.アナログスタンプラリーの実施
5.元寇カードの製作
6.元寇に関する子どもサミット(オンライン)の開催
7.元寇所縁の鎌倉武士について物語の漫画化
<メールでの問い合わせ>
更新日:2024年04月24日