包括連携協定を締結しました

ドローンを含む次世代高度技術の活用による地方創生に向けた連携協定を締結

~地域課題の解決に貢献する新スマート物流の構築を目指して~

 松浦市と、セイノーホールディングス株式会社(本社:岐阜県大垣市、以下 セイノーHD)、株式会社エアロネクスト(本社:東京都渋谷区、以下エアロネクスト) 、KDDIスマートドローン株式会社(本社:東京都港区、以下 KDDIスマートドローン)、株式会社電通九州(本社:福岡県福岡市、以下 電通九州)は、2024年2月27日に、ドローンを含む次世代高度技術の活用による地方創生に向けた連携協定を締結しました。

写真向かって左より
KDDIスマートドローン代表取締役社長 博野雅文氏、エアロネクスト代表取締役CEO 田路圭輔氏、
松浦市長 友田吉泰、セイノーHD 執行役員 河合秀治氏、株式会社電通九州 上席執行役員 稲富太一氏

 

 

【連携の目的】
 本市が目指す過疎化等の地域課題の解決に向けて、松浦市内においてドローン配送実証事業を含む次世代高度技術の活用により、新しい物流のビジネスモデルを構築すること

 

【連携内容】
 ドローンを含む次世代高度技術の活用による事項として、

 1.農業・観光・産業・経済の振興に関する事項
 2.地域雇用、人材教育、人材育成および産業基盤整備に関する事項
 3.カーボンニュートラルと利便性が両立した持続可能な地域交通・物流の確保と住みやすい
  環境づくりに関する事項
 4.地域防災への貢献および新しい社会インフラの整備に関する事項
 5.当事者間にて協議し必要と認める事項


 今回の連携協定に先駆けて、令和5年11月29日に松浦市鷹島町で実証実験を実施しました。
 実証実験では、松浦市の離島である鷹島を中心とし複数の離島を空で連結することを想定して行いました。まず、橋で陸続きの鷹島と内地を陸上配送で結び、鷹島島内をドローンとトラックでハイブリッド配送することで効率化を図り、さらに鷹島から隣の黒島へドローンで即時配送するルートを構築、緊急物資、買い物サービス、フードデリバリーのシナリオで配送サービスを実施し、住民の理解度向上、地域課題の洗い出しを目的として、道の駅鷹ら島を仮設のドローンデポとし、船唐津港と黒島港にドローンスタンドを設置しました。
 船唐津港までの片道7.3キロメートル、約16分を往復、黒島港までの片道約5.8キロメートル、約13分でドローン配送を行いました。

 今後の具体的な連携の取組みにつきましては、今後、連携各社と本市において調整しながら進めていきます。

 詳細につきましては、下記「NEWS RELESE」をご覧ください。

令和5年11月29日 実証実験(道の駅鷹ら島)

(写真向かって左より)
 KDDIスマートドローン株式会社
  代表取締役社長  博野雅文氏
 セイノーホールディングス株式会社
   新スマート物流推進プロジェクト課長 和田 悟氏
 松浦市長  友田吉泰
 株式会社エアロネクスト/株式会社NEXT
  DELIVERY
   代表取締役CEO 田路圭輔氏

新スマート物流におけるドローン配送で使用する
日本発物流専用ドローン
”AirTruck”

船唐津港から飛び立つドローン

船唐津港および黒島港には「卵・菓子パン・お惣菜・ミカン・アジフライ」がドローンで届けられました。
また、道の駅鷹ら島には園児へのプレゼントとして「お菓子」が配送されました。

鷹島保育園の園児へドローン配送されたお菓子を配布

 出発式に参加した鷹島保育園の園児の皆さんへ、ドローンで配送されたお菓子を市長から手渡しました。

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更新日:2024年02月29日