日々のできごとvol.18

松浦市は知る人ぞ知る長崎県の「木育」リーダーであり、令和2年2月22日には県内初の「ウッドスタート宣言」を行い、木の良さを知り、暮らしの中に木を取り入れ、木の持つ可能性を最大限に引き出し、それを子育て/子育ちに生かす取り組みを行っています（詳しくは市HPの木育推進をご覧ください）。

コロナ禍でステイホームが続く中、この「木育」を自ら実践しようと4月から5月の休日に木のおもちゃ作りに取り組みました。

図面を引き、材料を切って、削って、穴あけ、接着、組み立て、色塗りと完成までにはそれなりに時間を要しましたが、鋸を引いたり鉋をかけたりするたびに木の香りに包まれ、木が持つ力に癒されていました。そして、イメージ通りに出来上がると達成感もあり、本当に良いリフレッシュになりました。
 

出来上がった木のおもちゃは、みんなの子育て広場「URACCO」（ウラッコ）に置いて、早速子ども達に遊んでもらっています。
 

木肌のぬくもりやにおいなど、五感に刺激を与える木のおもちゃは、感受性の豊かな乳幼児期に最適といわれており、松浦市ではウッドスタート宣言を行った令和2年度から、子どもたちの1歳の誕生祝いに松浦産の木で作ったオリジナルの木のおもちゃを贈っています。
 

松浦で生まれ育つ子どもたちの環境に木を取り入れ、その素晴らしさを五感で学び、子どもの心を豊かにすると共に、将来、森林や自然を大切に考え行動できる「人」を育てる「木育」。
 

これも、松浦の自慢のひとつです。