日々のできごと vol.5
3月末から4月初旬にかけて、市内小中学校と松浦高校の卒業式や入学式に出席してきました。
いずれの学校も児童・生徒の皆さんの入退場時の態度、椅子に座る姿勢、名前を呼ばれた時の「はい」という返事など、式に臨む態度が素晴らしく、私自身も身が引き締まる思いでした。
そんな子どもたちの姿を目の当たりにしていたからこそ、そう感じたのかもしれませんが、
先日出席したある式典で少々違和感を覚える出来事がありました。式典の終盤に行われた来賓紹介で次々と来賓が紹介されるのですが、名前を呼ばれて返事をする方は皆無。
どなたも、無言で立ち上がり、一言お祝いの言葉を述べ、頭を下げ着席するという方ばかり。
不思議なことに大人社会では名前を呼ばれても返事をしないことが、当たり前になっているようなのです。
私が昨年12月まで所属していた長崎県議会では、「紹介されたら返事をする」という善き慣習が励行されていたため、私も自然とそれが身について、今でも紹介されたら必ず返事をするように心がけています。
当然、その式典でも「はい」と返事をして立ち上がったのですが、その会場では非常に稀有な存在でした。
この式典は市内で行われたものではないのですが、市内でも時々そんな光景を目にすることがあります。
そこで、松浦市でも市内の子どもたちに倣って「名前を呼ばれたら返事をする」という「善き慣習」を広めていきたいと考えています(当然、先ずは役所から)。
市民の皆様のご協力をお願いいたします。


更新日:2019年04月01日