景観Q&A
質問1.「景観」ってなあに?
回答
風景や景色と呼ばれている目に見える眺めそのものと、そこにある香りや音、その土地の歴史や生活文化から感じる雰囲気や印象を含めて「景観」としてとらえることができます。
質問2.「松浦らしい景観」ってどんなものがあるの?
回答
「景観」というと、歴史ある古都の街並みや洗練された大都会の街並みをイメージしそうですが、本市に残る豊かな自然や、昔ながらの田園風景や漁業集落の風景、伝統行事や祭りのある風景も自慢できる「景観」のひとつです。これらは、ここで豊かに暮らしていくために続けられてきた営みによって形づくられた歴史と文化の表れと言えます。
質問3.景観をつくっている「営み」ってなぁに?
回答
わたしたちが、普段の生活の中で続けている次のような行為や活動です。
- まちの清掃や除草
- 庭や沿道に木や花を植える
- 田んぼや畑で作物を育てる
- 海や川で魚を捕る
- 地元でとれた食材を食べる
- 地域の歴史を学び伝える
- 地域に伝わるお祭りや習慣を続ける
質問4.どうして今「景観まちづくり」が必要なの?
回答
現代でも、まちに愛着を持ち、松浦らしい景観を未来の子どもたちに残したいと願う人びとの営みが続けられています。
しかし、その一方で、人口減少や少子高齢化、地域コミュニティの衰退等の問題から、これらの景観を守り続けることが困難な状況を迎えています。
景観のあり方を考えることは、こうした地域が抱える社会的な問題と向きあい、それらをどう克服していくのかを考えることに繋がります。
更新日:2025年03月13日