松浦市・木曽町・福島町生徒学習交流事業
松浦市・木曽町・福島町生徒学習交流事業とは
「福島」の名を持つ、北海道松前郡福島町、長野県木曽郡木曽町(旧木曽福島町)、松浦市(旧北松浦郡福島町)の生徒が、相互に訪問し合い、訪問先の気候・景観・歴史・生活文化等を見聞し、かつ自身の地域を訪問先の人々に紹介し、互いの地域の良さや違いを知り、訪問先の人々との交流を深めることにより、広い視野と豊かな郷土愛を持つ人材の育成を図ることを目的とした中学生が主役の交流事業です。
※平成元年 「友好を語る『ふくしま会議』」宣言
※平成5年 「三福島町親善友好提携の証」締結
※平成21年10月 「松浦市・木曽町・福島町親善友好提携の証」締結
交流自治体について
長野県木曽町の概要
長野県木曽町は、人口9,894 人(令和6年8月1日現在)、面積476.03平方キロメートルで、長野県の南西部に位置し、総面積の90パーセントを山林が占める緑豊かな山間の町です。西に木曽御嶽山、東には中央アルプス木曽駒ケ岳がそびえています。農業が盛んで、特産品として、すんき(塩を使わない漬物)、手打ちそば、清酒などがあります。江戸時代、木曽は中山道の中間地点で、日本四大関所の一つ「福島関所」があり、現在は国の史跡に指定され、「山村代官屋敷」と共に当時の宿場町の姿を伝えています。また、「開田高原」には日本在来馬の一つ「木曽馬」が飼育され、長野県の天然記念物に指定されています。
北海道福島町の概要
北海道福島町は、人口3,424人(令和6年7月末現在)、面積187.25平方キロメートル、北は標高1,072メートルの秀峰大千軒岳、南は津軽海峡に面し、海岸は絶景が続く岩部海岸を有する自然豊かな町で、水産業(イカ、マグロ、昆布、アワビ、ヒラメ等の養殖)、農業(横綱椎茸の栽培)、林業(道南スギの生産)が盛んです。また、北海道初の横綱である「第41代横綱千代の山」と国民栄誉賞を受賞した「第58代横綱千代の富士」の生誕地で、町には記念館もあります。
中学生国内交流
生徒学習交流事業では、中学生が毎年夏休みに長野県木曽町、あわせて偶数年には北海道福島町が3泊4日の日程で松浦市を訪れ、松浦市の中学生は毎年冬に木曽町、奇数年に福島町を訪問しています。
対象
市内中学校に通う生徒
参加人数
松浦市受入、派遣ともに各8名
交流時期
夏季期間(松浦市での受入):8月8日から8月11日まで
冬季期間(松浦市からの派遣):1月中の4日間
松浦市からの派遣時の参加費用
長野県木曽町 10,000円程度(交通費、保険代等)
北海道福島町 40,000円程度(交通費、保険代等)
募集・申込
受入の募集は6月頃、派遣の募集は10月頃に市内中学校を通じて行います。
交流の様子(令和6年度)
松浦市での受入
※受入期間中は、日中の交流となります。内容は、市内施設の見学や船釣り体験など実施しています。なお、ホームステイは実施していません。

船釣り体験の様子

市立埋蔵文化財センター見学の様子

送別式の様子
松浦市からの派遣
派遣終了後に公開します。
更新日:2024年08月28日