アジフライの聖地松浦石工モニュメント
松浦市は、「松浦アジフライ憲章」を掲げ、「アジフライの聖地 松浦」として全国に向け広くPRを行っています。この取り組みにより、松浦市がメディア等に多数取り上げられました。また、アジフライマップやアジフライの聖地としてのこれらの取り組みが評価され、数々の賞を受賞しました。
『「アジフライの聖地 松浦」 石工モニュメント』は、今後も松浦市が「アジフライの聖地」であるということを定着させ、発信し続けていくきっかけとして松浦アジフライ憲章に基づいて制作されました。
また、このモニュメントの材料となった石工品は、松浦のこれぞという逸品を取り揃えた「松浦の極み」の12品の産品の一つになっています。

道の駅松浦海のふるさと館(朝)
道の駅鷹ら島(朝)

道の駅松浦海のふるさと館(昼)

道の駅鷹ら島(昼)
道の駅松浦海のふるさと館(夜)

道の駅鷹ら島(夜)

MR松浦駅前

とれたて福の島(農水産物等直売所)

松浦アジフライ憲章
隠れアジフライ…?

アジフライの聖地松浦石工モニュメントの設置を記念して隠れアジフライが出現!
見つけたら幸運が訪れるかも⁉
ぜひ見つけてみてください。
~ヒント~
松浦市内に4箇所あるアジフライの聖地松浦石工モニュメントのうち、1か所のポイントから歩いて探せる距離にあります。
(隠れアジフライは1か所のみ)
鷹島石工組合よりモニュメントを寄贈いただきました

令和3年7月26日、鷹島石工組合より寄贈されたアジフライの聖地松浦石工モニュメントが松浦市役所ロータリーにてお披露目されました。
モニュメントの背景には、石で表現された松浦市の市章を製作し、モニュメントと同時にお披露目しました。
松浦市役所ロータリー内に設置されたモニュメントと併せて、松浦市内にはデザインが異なるモニュメントが5か所に設置されています。
ぜひご覧ください!
石工モニュメント製作技術
石工モニュメントの製作・設置は、伝統ある石工製品製作技術を持った「鷹島石工組合」へ依頼しました。
道の駅海のふるさと館に設置したモニュメントは、高さ1.5 m、幅2 mで、総重量は約3 t。道の駅鷹ら島に設置したモニュメントは、高さ1.4 m、幅2 mで、総重量は約2.5 t。MR松浦鉄道松浦駅に設置したモニュメントは、高さ0.8m、幅2.1mで、総重量は約0.9t。農水産物等直売施設とれたて福の島に設置したモニュメントは、高さ1m、幅1mで、総重量は約1.3t。
このモニュメントに使用するサイズの石は希少であり、やり直すことのできない一発勝負になります。また、鷹島石工組合においてこのサイズの石を取り扱うことは非常に稀であり、手探りの中製作を行うことになりました。さらに、このモニュメントは、パーツごとに製作し、それを組み立てていく方法が用いられました。これは各パーツの寸法を、より正確に加工する技術力が必要であり、鷹島石工組合の高い技術力がうかがえます。

制作風景1

制作風景2
阿翁石
制作風景3

制作風景4
石に使用されたのは、北部阿翁地区に産する良質の玄武岩です。これが「阿翁石(あおういし)」です。1560年代には、阿翁地区に石工業がおこり、「阿翁石」が天下に名声を博しました。1609年にはこの阿翁石を用いて、福岡県の国指定重要文化財である「筥崎宮 一之鳥居」が建立され、その後鷹島は平戸、伊万里、唐津各藩の「御用採石場」として栄えてきました。
阿翁石の特色は粘着力に富むため、繊細な加工に適していることです。また、風化作用に耐えるため磨滅の度が少ないことで知られています。これは、平戸城の石垣が数百年の風波に耐え、昔のままの姿を現在に残していることでも立証されています。
こうしたことを背景に、鷹島では阿翁を中心とした石工業がますます栄え、十五代続いている業者もあり、今なおその伝統が受け継がれています。
今回の石工モニュメントは、鷹島町阿翁地区で産出された阿翁石が用いられています。
観光案内
アジフライの聖地松浦石工モニュメント_観光案内 (PDFファイル: 3.5MB)
アクセス
歴史と伝統、そしてすばらしい技術で作り上げられたモニュメントをぜひ直接ご覧ください!
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道の駅海のふるさと館 モニュメント設置場所
設置箇所1
道の駅「松浦海のふるさと館」
松浦市志佐町庄野免226-30
芝生公園 ライオン像横

道の駅鷹ら島 モニュメント設置場所
設置箇所2
道の駅「鷹ら島」
松浦市鷹島町神崎免1636番地
展望広場
設置箇所3
MR松浦鉄道松浦駅
松浦市志佐町浦免1038番地1
設置箇所4
農水産物直売施設とれたて福の島
松浦市福島町喜内瀬免680番地1
更新日:2022年07月19日