日々のできごと vol.11

すっかりブログの更新が滞ってしまいました。お詫び申し上げます。
さて、今回はふたつの話題について投稿します。

1点目は、市役所の西側階段に設けた子どもギャラリーについてです。
日頃、運動する機会がめっきり少なくなってしまった私は、少しでも運動不足を解消するため、市役所では階段を使うことを心がけています。市役所西側の階段を毎日上り下りしながら、何の掲示物もない殺風景な壁を何とかできないかと考えていたところ、あるショッピングセンターで階段の壁いっぱいに子ども達の絵が張られている光景を目にして、「これだ!」と思いつきました。さっそく、関係課を通じて市内の小学校や保育園等に相談したところ、いずれも前向きな返事をいただき、このほど、市役所西側階段に掲示板を設置し、市内の子ども達の作品を掲示する「子どもギャラリー」が完成しました。

現在は、市内の小学校9校から子ども達の作品が飾られており、2階には先日JA共済書道コンクールで農林水産大臣賞を受賞した、御厨小学校6年小松玲雄君の書が飾られています。市民の皆様も是非、子ども達の作品をご覧になってください。
子どもギャラリー

子どもギャラリー

2点目は「木育キャラバンin松浦」についてです。
去る2月23・24日の二日間、松浦文化会館で「木育キャラバンin松浦」を開催し、約2000人の方にご来場いただきました。

このイベントは本市が掲げる「木育(もくいく)」推進の一環として、木に触れて、木のぬくもりを感じてもらう機会を提供するために開催したもので、東京おもちゃ美術館から運ばれてきた200種類を超える木のおもちゃで自由に遊んでもらうコーナーや、木製のシーソーやブランコで遊べる森の遊園地コーナー、丸太切り&コースターづくり体験など、子どもはもちろん大人の皆さんにも大好評でした。

「木育」とは、木材や木製品との触れ合いを通じて木材への親しみや木の文化への理解を深め、木材の良さや利用の意義を学ぶための教育活動とされています。
決して木材の産地ではない本市で「木育」を推進する理由は、これが本市の持続可能な地域づくりにつながると考えているからです。豊かな森(森林)は土壌を育み、その栄養分が川の流れによって海に注ぎ込み、豊かな海を保ちます。また、豊かな森は土壌に水を貯え、水源となって農業を支えます。このため、本市の基幹産業である農水産業にとって、豊かな森は欠かすことの出来ない資源なのです。また、本市の税収の柱である固定資産税は本市に立地する火力発電所によってもたらされ、ここでは多くの工業用水を必要とすることから、森が保水力を失い水源が枯れてしまうと工業用水が取水できなくなり、ひいては発電所の存続が危ぶまれることとにもなり兼ねません。

このようなことから、本市では木(森林)の大切さを理解し、生活の中に木を取り入れていただく市民を増やして、伐採期を迎えている木の利用を促し、森林を適切に管理しながら将来にわたって豊かな森林を持続できるよう、関係者の皆様や市民皆様のご意見を伺いながら、「木育」の推進を図ってまいります。

市民皆様のご理解、ご協力をお願いいたします。
木育キャラバンin松浦

木育キャラバンin松浦

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更新日:2019年04月01日