日々のできごと vol.6
4月から月に一度、市内の小中学校を訪問して、子どもたちと給食を食べながら松浦の未来について語り合う場を設けています。今後、市内15校を順次訪問して松浦市の未来を担う子どもたちとの「対話」を進めていきたいと考えています。
訪問日は毎月19日の「食育の日」を基本に、4月19日に御厨小学校、5月18日に上志佐小学校へ行ってきました。
御厨小学校では6年1組のみんなと新入生を祝うお祝いメニューをいただきました。 最初は子どもたちも少々緊張気味でしたが、将来の夢や就きたい仕事などを尋ねると、私の隣に座った子が「看護師になりたい」と答えてくれたので、市内でも求められている仕事なので「ぜひ松浦市内で働いて欲しい」とお願いしたところ、「松浦市内で働くつもりです」と笑顔で話してくれました。
上志佐小学校では4・5年生のみんなとカレーライスをいただきました。 子どもたちはとても積極的で事前に質問を考えていてくれたらしく、「小さいときどんな仕事に就きたいと思っていましたか」と質問を受け、「小さいときはパイロット、小学校卒業時にはアナウンサーになりたいと思っていた」と答えたところです。
子どもたちに将来の夢を尋ねると、医師やパティシエ、デザイナー、生物学者など私が子どもの頃には思いもつかなかったような職業が次々と出てきて驚いたところです。
最後には、私から「松浦市の一番の問題は人口が減っていることです。みんなが大人になっても暮らしたいと思う松浦市を頑張って創るので、ずっと松浦に住み続けて欲しい」とお願いしています。子ども達からは、「ずっと松浦に住みます!」と嬉しい答えが返ってきて、とても嬉しく元気をもらいました。
松浦市内には、世界に誇れるような製品を作っておられる企業が数多く存在しているにもかかわらず、そのことがあまり市民に知られていないように見受けられます。 子どもたちにはこの「対話」を通じて、市内企業のレベルの高さや世界に繋がる仕事、松浦の暮らしやすさなどを伝えていきたいと考えています。


更新日:2019年04月01日