モンゴル国 ホジルト郡と姉妹都市交流を再開しました

ホジルト郡を訪問 交流再開に関する合意書へ調印

2024年(令和6年)8月20日(火曜日)にモンゴル国ウブルハンガイ県ホジルト郡にて、「市内都市提携の交流に関する合意書」の調印式が執り行われました。

調印を執り行い記念写真を撮るホジルト郡長(左)と友田市長(右)

調印式では、日本語・モンゴル語で書かれた合意書に両長が署名した後、合意書を掲げ記念撮影が行われました。

 

再開までの道のり

歴史的な背景

松浦市鷹島町(旧鷹島町)は、蒙古襲来における弘安の役(1281年)に元軍の船団が暴風雨により沈没した地点として伝えられ、元の軍船と見られる沈没船が発見され海底遺跡では初となる国史跡となった「鷹島神崎遺跡」があります。

このような歴史的背景があり、旧鷹島町は昭和63年(1988年)からモンゴル交流団の派遣を開始。平成3年(1991年)7月に「姉妹縁組み締結調印」を交わし、民主化後のモンゴル国初となる海外友好都市となりました。

交流のあゆみ

その後、平成5年(1993年)5月に日本で初めて輸入を行ったゲルや民芸品が使用された鷹島モンゴル村が落成。平成12年まで延べ8回交流団を派遣するなど交流を深めていました。

しかし、モンゴル国内情勢の変化などから長期にわたり交流が途絶えていました。

令和5年(2023年)11月にホジルト郡代表団が約30年ぶりとなる来町を果たし、再開に向けての意見交換を行い。今回の調印へと至りました。

 

訪問の様子

ジャパンフェスティバル

ジャパンフェスティバルにて松浦市について説明する友田市長【ジャパンフェスティバル】

モンゴルで松浦市をPR。「アジフライの聖地 松浦」のアジフライがモンゴルで初提供されました。

調印式

調印の様子
【調印】

両市の地域社会と住民の間の友好、協力、親善関係の促進のため「文化交流」「歴史交流」「観光交流」「ビジネス交流」を行っていくことに合意しました。

書を寄贈し、記念撮影を行う代表の二人

【調印式の記念品】

モンゴル国ホジルト郡との姉妹都市交流再開を記念して、日本国長崎県松浦市より「友愛」の思いを込めて、書を寄贈しました。

現地交流

ホジルト郡の入り口、白い門
【ホジルト郡の入口:白い門】

ホジルト郡の入口はこの一か所のみ。伝統的なお出迎えによる歓待を受けました。

遊牧民の暮らしを体験
【現地交流】

遊牧民の暮らしと「ナーダム」を再現したおもてなしを体験しました。

※ナーダム:競馬、相撲、弓矢の3つの協議を行うモンゴルの国民的祭典。

ホジルト郡の皆さんと訪問団との記念撮影

「ホジルト郡創立90周年」そして「ホジルト郡の学校指定設立100周年」という記念の年に、「文永の役から750年」という歴史を乗り越え、両自治体は連携と協力の未来に向かって進もうとしています。

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更新日:2024年09月01日