松浦火力発電所

日本有数の石炭専焼火力発電所で、西日本の約50万世帯に電気を供給しています。火力発電所の燃料となる石炭は、姉妹都市であるオーストラリアのマッカイの港や世界各国から、石炭運搬船で運ばれてきます。
九州電力初の海外炭専焼火力として建設された松浦発電所1号機(出力70万キロワット)は平成元年6月に営業運転を開始して以来、順調に稼動して電力を供給し、海外炭受け入れの専用岸壁を中心とした松浦港も大型船舶の国際貿易港としての役割を果たしています。
さらに、電源開発の1号機・2号機を合わせると、出力270万キロワットの大容量火力発電基地となっています。
出力 | 着工 | 運転開始 | |
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電発1号機 | 100万キロワット | 昭和61年3月3日 | 平成2年6月29日 |
電発2号機 | 100万キロワット | 平成5年11月1日 | 平成9年7月4日 |
九電1号機 | 70万キロワット | 昭和60年2月26日 | 平成1年6月30日 |
九電2号機 | 100万キロワット | 平成13年3月7日 平成16年〜中断 平成28年2月〜再開 |
平成31年12月予定 |
笛吹ダム | 201万トン | 【事業着手】 平成4年4月 【本体】 平成12年3月23日 |
平成17年3月31日 |
【Topic】
鋼板製配水槽:松浦市工業用水道の配水施設として2基設置。1基の容量は135,000立方メートル、内径90メートル、高さ24.4メートルで、日本最大級の鋼板製配水槽です。
更新日:2023年04月05日