毎年6月は『食育月間』、毎月19日は『食育の日』
食育とは?
食育とは生きることの基本であり、様々な体験を通して、食に関する知識と食を選択する力を身につけ、健全な食生活を実践できる人を育てることとされています。また、食育の一層の定着を図る機会として、毎年6月を食育月間、毎月19日を食育の日と定められています。
本市では、令和2年3月に第3次食育推進計画を策定しており、各家庭を中心に学校や保育所、地域と連携しながら食を通じて、規則正しい食習慣の確立、生活習慣病予防、地産地消、食文化の継承の推進に取り組んでいきます。
心も体も健康で毎日を元気に過ごすために、私たち一人ひとりが自分や家族の問題として食生活を振り返る機会とし、できることから取り組んでみましょう!
○朝食の欠食をなくしましょう
本市の朝食摂取状況は、週に1、2回もしくはほとんど食べない人が、特に成人期と乳幼児を持つ親の世代で多い傾向にあります。
朝食を食べると、1.体温の上昇・2.集中力の向上・3.便秘予防・4.肥満予防などの効果があります。1日の生活リズムを整えるためにも、朝食は毎日とりましょう。
簡単朝食レシピ(幼児編) (PDFファイル: 991.5KB)
○塩分をひかえた食事を心がけましょう
健康を維持増進するための1日の食塩摂取目標量は、男性7.5g未満、女性6.5g未満とされていますが、長崎県の食塩摂取量は10.0gと目標量よりも多い状況です。塩分のとり過ぎは、高血圧症の原因にもつながることから、まずは1日8g未満を目指し、日頃から塩分を減らす工夫をしてみましょう。
(令和3年度長崎県健康・栄養調査より)
・酸味や香味料を使用し、味にメリハリをつける。
・汁物は具だくさんにして、麺類の汁は飲まずに残す。
・漬物はひかえる。
減塩のための工夫(長崎県国保・健康増進課) (PDFファイル: 199.0KB)
○プラス1品野菜料理を増やしましょう
本市の野菜摂取状況は、毎食野菜を食べる人の割合が、高齢期を除いて半数以下で、特に働き盛りの世代で低い割合となっています。野菜は生活習慣病の予防に効果があるので、毎日積極的に食べましょう。
(摂取状況:いきいき松浦21アンケートより)
・野菜を使った料理を作り置きしておく。
・加熱することで、かさを減らして食べやすくする。
・外食やコンビニ等では野菜が多いメニューを選ぶ。
○低栄養を予防して高齢期をもっと元気に過ごしましょう
健康的に生きるために必要な栄養素の中で、特にエネルギーとたんぱく質が不足した状態を「低栄養」と言います。低栄養になると、免疫力の低下や骨粗しょう症、認知症など様々な病気の原因につながります。1日3食、主食・主菜・副菜をそろえて、バランスのよい食事を心がけましょう。
「かんたん!時短!野菜を食べよう ながさき旬の野菜料理レシピ」
長崎県が県産品の野菜を使ったレシピを野菜ソムリエと共同作成しました。毎食の献立の一つにぜひご活用ください。
かんたん!時短!野菜を食べよう ながさき旬の野菜料理レシピ 外部リンク
「まつうらの郷土料理レシピ集」
古くから地域に根付いた産物を上手く活用して食べられてきた料理を郷土料理と言います。地域に伝わる食文化を次世代に残していくために、松浦市食生活改善推進協議会の皆さんでレシピ集を作成しました。日頃見慣れないレシピもありますが、家庭で簡単に作ることができるレシピもありますのでご活用ください。
更新日:2020年06月01日