供養の元(くようのもと)
市指定史跡 平成21年9月30日指定

鷹島町中通免にあり、この供養塔が建っている周辺は、古くから鷹島の中心地であり、道をはさんだ所には憩石神社が祀ってある。
高さ一八〇センチメートル、幅六十三センチメートル、厚四〇センチメートルの自然石に「享保十七年(一七三二)四月十五日」「南無阿弥陀佛」と刻んである。
蒙古襲来時に亡くなられた方々の供養のために享保十七年にこの供養塔を建てたものと思われる。以後「供養の元」と呼ぶようになったと考えられる。
春と秋の彼岸の時には住職を招き供養が行われている。
更新日:2019年04月01日