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松浦市立埋蔵文化財センターガイダンス施設展示物(元寇資料)


 現在、埋蔵文化財センターガイダンス施設では元寇資料約300点を展示しております。その中から一部をご紹介します。

 管軍総把印
○管軍総把印(かんぐんそうはいん) 元時代(1271〜1368年) 長崎県指定有形文化財  
 昭和49年(1974)、神崎海岸で貝堀中発見された青銅印で、印台6,5cm四方、厚さ1,5cm、重量726gの印鑑です。印面の文字は、八思巴(パスパ)文字で「管軍総把印」と刻まれています。
 『元史』には、元の将校の級を位の高い順に「万戸」「千戸」「総把」「百戸」と定めています。このことから「総把」とは「千戸」と「百戸」の間に入る部下を統轄する人物で、この地位にあった者が弘安の役(1281年)の際に 持込んだものと思われ、元寇関係資料として大変貴重なものです。
                                  現在はレプリカを展示中
市内の「県」指定文化財

 

てつはう
○「てつはう」(てっぽう)
 平成13年(2001)〜平成14年(2002)度の鷹島海底遺跡調査の際に出土した元時代の土製品です。製作の際には、基本的に粘土紐を輪積みして形成し、球状の一箇所に穴を開け、ここから内部に火薬や鉄片、陶器片などを詰めていたと考えられています。

 

四耳壺
○褐釉陶器四耳壺(かつゆうとうきしじこ) 元時代(1271〜1368年)
 中国江蘇(こうそ)省の宜興窯(ぎこうよう)産と考えられています。壺の上の部分にある四つの耳は、蓋と壺とを紐で固定するためのものです。保存食や茶葉などが入れられていたと考えられています。
 

 
 銅製帯金具
○銅製帯金具(どうせいおびかなぐ)
 これは平成13年(2001)度の鷹島海底遺跡調査で出土した銅製品で、元軍兵士が使用していたベルト(帯)の金具です。上の4点の写真のうち左端のものは「紋具(かこ)」といわれるバックルで連珠状飾りがあります。


 
青玉製雌雄鹿像
○青玉製雌雄鹿像(せいぎょくせいしゆうしかぞう)
 この石製品は平成14年(2002)度の鷹島海底遺跡調査で出土しています。
 鹿(雄・雌)を表現した装飾品で両面にそれぞれ一体ずつ彫られています。鹿と一緒に表現された樹木は透かしを施し、より立体的に見えるような工夫がなされています。
 鷹島海底遺跡から見つかった元寇資料の石製品の中でも特に精巧な作りで、高貴な人物が皇帝より授けられる特別なものであったと考えられています。
 

 
 鉄製冑
○鉄製冑(てつせいかぶと)
 平成14年(2002)度の鷹島海底遺跡調査で出土しています。
 蒙古軍の兵士が被った蒙古鉢と呼ばれる深鉢形の冑です。また、頭頂の飾り金具は固定するため鋲止めが施されています。貝殻や錆に覆われ冑の形状は維持しているものの、鉄成分はほとんど残存していません。

 

 漆塗り弓
○漆塗り木製品(うるしぬりもくせいひん)
 平成14年(2002)度の鷹島海底遺跡調査で出土しています。
 弓の破片と考えられます。漆塗り木製品は、長さは4cmから20cm程までのものが発見されています。この弓は端部を三角形に仕上げた素材の上に黒漆を塗っています。これらの弓は内反り部分を逆に外反りさせて、反発を強くし、ここに弦を番えていたと考えられています。

 

磚
○磚(せん)
 鷹島海底遺跡調査(床浪港・神崎港)で多量に出土しています。
 磚は、粘土を抜粋に入れて整形し、窯で焼いたものです。船のバランスを取るためのバラストとしての使用やかまどの土台に使用されたとする説があります。

 

福禄壽昌
○福禄壽昌(ふくろくじゅしょう)
 「福禄壽昌」は、厭勝銭(えんしょうせん)と呼ばれるもので、実用の銭ではなく、中国においては護符や縁起物とされていました。

 

碇石
○3号碇石(さんごういかりいし) 大型 
      写真上部:長さ131cm、重量174,5kg
      写真下部:長さ132cm、重量163,5kg
 平成6年(1994)度の鷹島海底遺跡調査で出土しています。材質は花崗岩で、灰色の石英と白色の長石の粗粒結晶が集合した中国泉州産の岩石です。

  

 埋蔵文化財センターガイダンス施設では、一部紹介した以外にも多くの資料を展示しております。皆様のご来館を心からお待ちしております。


関連情報

−問合せ先−
松浦市立埋蔵文化財センターガイダンス施設
電話0955‐48‐2098